このページではシニアのOEMに対応している企業の特徴などを紹介します。またシニアのOEMに役立つアパレルのヒントも解説するので、ぜひチェックしてください。
販促やブランディングに活用できる!
【目的別】おすすめアパレルOEM3選はこちら
ニットやカットソー、布帛などの素材に対応しており、国内だけでなく海外での生産体制も整えている会社です。顧客のブランドのイメージや要望などを踏まえたうえで、素材・デザイン・コストなどを提案しています。20年以上のベテランから若手まで企画の担当者は複数名在籍し、専任スタッフがトラブル時などに迅速に対応してくれるでしょう。
高齢者施設で開催しているファッションショーなどの協賛を行うなど、幅広い業務に対応している会社です。メンズやレディースなどのカットソーの企画・製造を主に行い、国内の工場以外に上海・広州・大連の協力工場も完備しています。製品づくりのアドバイザーとして、企業が抱えている悩みやニーズに合わせた提案を行ってくれるでしょう。
ジャケットやアウター、トップス、キッズ・ベビー、ペット服など様々な製品を手掛ける会社です。できる限り要望に応えることを大切にしており、常に高い技術やレベルが提供できるよう注力しています。高齢者が転んだ際に頭を打たないように設計された帽子の製作を行い、機能性だけでなくファッション性も高いデザインも魅力的なポイントです。
シニアや高齢者向けの製品だからこそ、注意すべきことや取り入れた方がいいポイントがあります。ここではシニア・高齢者向けで市場にある商品を参考に、OEM企画のヒントをご紹介。ぜひ参考にしてください。
シニアや高齢者の場合、腰が曲がっている人も多くいます。腰が曲がった状態のまま普通のズボンを穿くと、どうしても後ろが短くなるため背中が見えてしまうでしょう。背中が見えないようにするためには、長い上着を着用する必要があり、体型に合った洋服が選べません。そのため後ろを長く立体裁断を行うなどの工夫が必要です。後ろの部分が長いことで、お尻周りにゆとりが生まれ、立ち座り時にも背中が見えません。また動きやすくなるなどのメリットもあるでしょう。
シニア・高齢者にとって、パンツを上げ下げする動作は非常に大変です。中には手に力が入らない、細かな作業ができないケースもあり、ボタンを付ける・外す動作は特に負担がかかってしまうでしょう。そのため履きやすさに配慮した作りも重要なポイントです。たとえばウエスト部分は総ゴムで調整でき、前ファスナー付きならトイレ時にも非常に利便性が良いでしょう。総ゴムならボタンを外す必要もありません。またホッピングタイプであれば、足首が閉まっているので、ズボンに引っかかることもなく、身動きもしやすくなります。さらにベルト通しもついていれば、ベルトでのウエスト調整もできるため、ケースバイケースで対応しやすくなるでしょう。
シニア・高齢者の中には自分自身で洋服の着脱が難しいケースもあるでしょう。介助者が普通の洋服の着脱を介護するのは大きな負担となり、慣れない方であれば綺麗に着せるのは困難です。肩や脇、袖の部分がフルオープンになれば、身体を持ち上げることなく着脱ができ、介助者のスキルや体力に関係なく介護しやすくなるでしょう。またガーゼ生地など通気性や保湿性、丈夫さにもこだわった素材であれば、より使い勝手が良くなります。また背中や脇には極力縫い目をなくすことで、体重が加わった際の余計な圧迫も防げるでしょう。寝たきりで体を動かせない方の目線で、細部まで配慮して製作することが大切です。
物販強化、販促、ブランディングといった、企業がアパレルOEMを活用する目的別に、おすすめのOEMメーカーをご紹介しています。ぜひチェックして、メーカー選びの参考にしてください。